原著論文(共著2報)と総説(主著1報)が公開されました

久しぶりに更新します。 更新するまでの間に以下の共著論文2報と総説1報が公開されました。

Iino et al., Fish. Sci.,(2022)

水温・給餌条件によってサケ稚魚の成長速度や代謝速度がどのように変わるのかを示した論文です。 水温よりも給餌量の方が、成長に配分するエネルギーに大きな影響を与えうることを示しました。 本論文だけでは言えることがかなり限定的ですが、今後の発展が期待できる研究結果です。

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Kitagawa et al., Front. Physiol., (2022)

土佐湾で漁獲されたクロマグロ若魚にアーカイバルタグを装着し放流し、得られたデータから、成長に伴ったクロマグロの体温形成過程を報告した論文です。 マグロの仲間は、体温を水温よりも高く保つ内温性(厳密には)をもちますが、体サイズが小さい時には体温を保っていません。 尾叉長が40 cm程度になると体温を示すことから、尾叉長20 cm〜40 cmの間で体温を形成すると考えられてきましたが、その形成過程は明らかとなっていませんでした。 本研究では、体温熱収支モデルをもちいて、

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阿部, 生態学会誌, (2022)

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